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今日は曇りだけど、とても暖かくよいクライミング日和になりそう。 噂通りクライマーもそれほど多くはなかった。
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目的の「サンセット」がある「桃源郷」へ。 今日もまた教室が開かれているようだ。 でも、いつもよりも人は少ない。 「いんちきするな」が空いていたので、 十分なストレッチなしで取り付く。
まず、僕から。5.8 ということで、かなりなめていた。 だって、人工壁では 5.10b がリードできるし、 スラブはもう落ちる気がしないから。 でも、自然壁はちょっと勝手が違うようだ。 摩擦の効かせ方にとまどい、ホールドがうまく握れない。 すごくぎこちない動きで、なんとかリードする。
続いて、hidenori がリード。 終点にはカラビナが 2 つあるので、 それでロワーダウンしてきた。 スムーズに登ったように見えたけど、 やっぱり感覚が違うようだ。 hidenori は「インドア症候群かなぁ」とつぶやいていた。 最後に自然壁に触ったのは 3 ヶ月前だからしょうががないのだろう。
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サンセット、アブラカダブラは、人がやっているようなので、 フック船長をやってみることに。 ツルツルのスラブ。 グレードを知ると登れなくなるのでトポは見ずに取り掛かる。
まず僕から。2 本目のボルトと 3 本目の間が核心。 2 本目にクリップした後に、 Z クリップになっていることに気付き直す。 そして、2本目のボルトの右下にあるクラックの小さなホールドを両手で絶えて、 左足にハイステップすることを試みる。 体重を移動し右手を伸して「勝った」と思った瞬間に落ちてしまった。 あれれ。疲れたので hidenori に交代。
hidenori は、僕のハイステップが高すぎと言いつつ、 その下のポケットにスメア。 よくそんなところに立てるなぁ。 それからスタンスをつないで、僕がハイステップしていたところに左足で立ち、 右横のクラックに右足を突っ込んだ。 しかし、ここでバランスがうまく取れず、諦めて少し降りてからテンション。
少し休んで、同じように立ちこみ、上の 2 つの小さなホールドで耐えて、 根性で体を上げ、3 本目をクリップ。 ここからそんなに難しくないが、岩が切れて土がかぶっていて嫌な感じ。 滑って落ちそうな恐怖に耐えて 4 本目をクリップ。 後でトポを見たら、この前に右のルートに合流するべきらしい。 でもそんなことは分らなかったし、 上の立ち木まで行くのも面倒だったので、 hidenori はボルトに 2 つヌンチャクを掛けてロワーダウンしてきた。
再び僕。hidenori のまねをして、ポケットでスメア。 さっきのハイステップできなかったころに左足で立ちこんで上のホールドを握る。 根性で登って、恐怖に耐えながら 3 本目をクリップ。 「そこにクリップできたらもう安心だね」と下から hidenori の声が聞こえる。 「その通り」。 4 本目は、hidenori が言うように土で滑って恐いけど、 これも頑張ってクリップ。 それから、4 本目と隣のルートのボルトからセルフビレイを取り、 ロープをほどいたところで hidenori から ATC と環付カラビナを持っていってないことを指摘される。 がーん。 ロープを垂らして ATC と環付カラビナを付けてもらって引き上げ、 ロープを結び変えて懸垂降下。
アブラカダブラが空いたので、hidenori からリードする。 3 本目にクリップするためには、 右のカンテのガバに右足で立ちこむのがベスト。 しかし、そんなことはすっかり忘れているようだ。 右に行くべきなのに、左の棚に乗ってしまった。 僕の「右に行くんじゃあ?」というセリフにまず動揺し、 探しても見つからず、 そうこうしている間に疲れたようだ。 結局先生登りをするも、 右のハイステップにも到達できずにテンション。 しばらく休んでから登りきった。
次に僕。右に行くつもりが、やっぱり左の棚に上がってしまう。 3 本目を無理やりクリップして、 右のカンテのガバへトラバース。 本当はここでクリップすべき。意味ないじゃん。 そこから、カンテを使いながら登る。 終点の 4 本目を掛けたところで、 右足がプルプルしてきた。 ゼルダのボルト(5 本目)まで行けそうになかったので、ここでテンション。 ロープを引っ張ったりして、 4 本目と 5 本目でセルフビレイを取り、 ロープをつなぎ変えて懸垂降下。 完登できたことにしていいのか微妙な感じ。
いよいよサンセット。 下の方はほとんど垂壁で剥されそうになるので、 抱きつくようにしないといけない。 ガバが多いが力が必要。 上は傾斜が緩くなるが、一転して「どスラブ」。 ここが核心なのに、3 本目のボルトよりもかなり上にあるので恐い。 右奥に逃げたくなるけど、逃げると 5.9 ぐらいか。 正面以外では、スラブ手前の右のポケットだけを使うと 5.10c ぐらいあるのではないか。 こういうルートのグレードはよく分らない。
hidenori がリード。 3 本目までなんとかクリップ。 でももう疲れているようだ。 そこから右ポケットを使いながら、右カンテのガバに立ちこむ。 でもバランスが取れず、 「テンション」と叫んだ瞬間に落ちてきた。 僕は落ちそうなのは分っていたのだけれど、 テンションと言われたので引くべきか、 あるいは単に止めるべきか迷い、 ちょっと動揺している間にロープが止まった。 もう一回トライするが、やっぱりダメで降りてきた。 左手を擦りむいてしまったようだ。
次に僕がリード。 剥されそうになるので恐い。 バランスを意識しながら、なんとかクリップしていき 3 本目まで辿り着く。 でも、ここから恐くて登れない。 結局テンションをかけ、しばらく休んで右に逃げ、 さらに「シルクロード」までそれて登り、 トップロープを作って降りた。
再び hidenori。 核心のスラブでまごついてテンション。 大ハングドッグ大会。 右のポケットを使いながら、 右カンテのガバに立ち込むことはできるようだ。 そして、スラブの上部に右に引けるホールドをようやく発見。 これを左手で引けば、左足を 3 本目のボルト付近に移せる。 そうすると右手が外せるので、さらに上を取り、体を大きく右に振る。 そのままでは右に行ってしまうので、 左に戻ってきて、いいかげんなスメアと根性で登ってしまった。
再び僕。 やはり核心でハングドッグ。 確かにポケットを使い落ち穂拾いの体勢を作ればガバに乗れる。 hidenori の言うサイドプルがなかなか見つからなかったけど、 ようやく発見でき、左足を一段上げられるようになった。 でも、サイドプルの上は僕にはうまく握れない。 諦めモードでずいぶん長い間ぶら下がっていた。 最後に意を決して、真正面から取り組む。 サイドプルの上の一本指ポケットに左手の親指を突っ込み、 その横をピンチ気味に握る。 さらにその上の出っ張りを右でピンチ。 あとは右足と左足で交互にスメアし、 最後はマントリング。 うーん、動きがつながっていない。 元気なときにトップロープでやればつながるかも。 リードは当分無理だろう。
続いて「正面壁」を探検。 こちらは林を越えて行かないといけない。 取り付きは狭く、どうやってビレイするんだろうという感じのルートも沢山あった。 「てんとうむしロック」が混んでいたらこちらに来てもいいかな。 それにしても、「アッチョンブリケ」。 こんなちんけなルートをよく作る気になったなぁ。
バス停まで降りていく途中に、行きには気付かなかった桜の木が満開だった。 伊豆に咲くと言われる固有種だろうか?
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