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7.9 自動で整理整頓

毎日メッセージをたくさんもらう人は、まだ整頓していないメッセージを +inbox (あるいは %inbox) フォルダに大量に溜めてしまうことがあります。そ んなときは、「メッセージ達よ、とにかくこのフォルダからどこかに行ってしま え」と叫びたくなることがあるでしょう。Mew は、そんなわがままな人を満足させ るための自動整理整頓関数を提供しています。:) ‘M-o’ がその呪文です。

この関数を実行すると、現在のフォルダ内の特定のメッセージに対して、自動的 に ‘o’ マークを付けてくれます。特定のメッセージとは、 ‘mew-refile-auto-refile-skip-any-mark’ が ‘nil’ なら、‘o’ や ‘D’ マークが付いていないメッセージです。 ‘mew-refile-auto-refile-skip-any-mark’ が ‘t’ なら、なにもマー クが付いてない(既読)メッセージです。 ‘mew-refile-auto-refile-skip-any-mark’ の初期値は ‘nil’ です。

C-uM-o’ は、‘mew-refile-auto-refile-skip-any-mark’ の値とは関 係なく ‘*’ マークの付いたメッセージを対象にします。

整頓先の決定には、先に説明した推測関数群が働くようになっています。この関 数は、‘o’ を付けるだけですので、‘x’ を押さない限り実際にメッセー ジがどこかに行ってしまうことはありません。

Mew の整頓先推測はあまりにも賢すぎるので、この機能には仇となってしまい ます。というのは、Mew が推測機能をフルに使って勝手に整頓してしまうと、 大抵のユーザはどこにメッセージが整頓されたか分からなくなってしまうか らです。:) そのために、Mew が使う推測関数を制限する機能が提供されてい ます。前に出てきた宣言をもう一度思い出して下さい。

 
(defvar mew-refile-guess-control
  '(mew-refile-guess-by-alist
    mew-refile-ctrl-throw
    mew-refile-guess-by-newsgroups
    mew-refile-guess-by-folder
    mew-refile-ctrl-throw
    mew-refile-ctrl-auto-boundary
    mew-refile-guess-by-thread
    mew-refile-ctrl-throw
    mew-refile-guess-by-from-folder
    mew-refile-ctrl-throw
    mew-refile-guess-by-from
    mew-refile-ctrl-throw
    mew-refile-guess-by-default))

mew-refile-guess-control’ の中に ‘mew-refile-ctrl-auto-boundary’ という関数があります。これがその仕 掛です。自動整理整頓のときに限り、Mew はこの関数より下に記述してある推測 を無視します。‘mew-refile-ctrl-auto-boundary’ より上に記述している 関数が何も推測できなかった場合は、そのメッセージには ‘o’ が付きませ ん。破滅が訪れる前に ‘mew-refile-ctrl-auto-boundary’ の御札を貼って 下さい。


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