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10.10 SMTP

Mew では、メッセージを送信する際に SMTP を利用します。SMTP サーバが認証 を要求した場合、Mew は自動的にユーザにバスワードの入力を求めます。ここ では、SMTP を制御するための以下の変数についてまとめます。

mew-smtp-server

SMTP サーバの名前。

mew-smtp-port

SMTP ポート番号。

mew-smtp-ssh-server

SSH 経由でメッセージを送る際の SSH サーバの名前。

mew-smtp-ssl

SMTP over SSL を使うか否か。

mew-smtp-ssl-port

SMTP over SSL のポート番号。

mew-smtp-user

SMTP AUTH で利用されるアカウント名。設定されない場合は、自動的にメール アドレスに設定される。

mew-smtp-auth-list

SMTP AUTH で利用する認証方式のリスト。優先順位の高い順に並べる。初期値 は、'("CRAM-MD5" "PLAIN" "LOGIN")。

mew-smtp-helo-domain

SMTP HELO コマンドで使われるサーバ名。初期値は "localhost"。

mew-smtp-mail-from

SMTP MAIL FROM コマンドで指定されるアドレス。‘nil’ の場合は、From: フィールドのアドレスが指定される。初期値は ‘nil’。

mew-smtp-msgid-user

Message-Id: を作成するためのユーザ名。‘nil’ であれば ‘mew-user’ の値が利用される。初期値は ‘nil’。 Message-Id: の書式は以下を参照。

mew-smtp-msgid-domain

Message-Id: を作成するためのドメイン名。‘nil’ であれば ‘mew-mail-domain’ の値が利用される。初期値は ‘nil’。 Message-Id: の書式は以下を参照。

mew-use-8bit

8 ビットテキストを符号化せずにそのまま送るか否か。‘nil’ の場合は、適 切な MIME 符号化が施される。初期値は ‘nil’。

なお、SMTP 用の Message-Id: の値は以下のように作成されます。

 
message-id = *random*.smtp-msgid-user@smtp-msgid-domain

Message Submission (ポート番号が 587 である送信用の SMTP)を使いたい場合 は、以下のように設定して下さい。

 
(setq mew-smtp-port "submission")

SSL (See section Secure Socket Layer)や TLS (See section Transport Layer Security) の章も参考にして下さい。

SMTP サーバの中には、認証なし、つまりパスワードを送られるとエラーと見な す設定であるにも関わらず、認証を要求してくるものがあります。Mew は、 SMTP サーバが認証を要求すると、ユーザにパスワードを尋ねて、入力されたパ スワードをサーバへ送ります。上記のようなおかしな SMTP サーバに対処する には、以下のように設定し、認証を要求されてもパスワードを送らなくすればよ いでしょう。

 
(setq mew-use-smtp-auth nil)
mew-use-smtp-auth

SMTP サーバが認証を要求したとき、パスワードを送るかどうか。デフォルトは ‘t’。‘nil’ にすると、SMTP サーバが認証を要求しても無視する。


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