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5. マークのオフライン処理

IMAP ユーザは、フォルダ A のメッセージをキャッシュし、出先で ‘o’ マー クや ‘D’ マークを付け、その場でそれらのマークを処理したくなることが あります。この場合、その後ネットワークに接続したときに、それらの処理が IMAP サーバに反映されて欲しいと思います。

通常 IMAP では、メッセージをフォルダ A からフォルダ B へ移動させた場合、 フォルダ A にキャッシュされているそのメッセージを削除し、IMAP サーバから ネットワークを通じ、フォルダ B へそのメッセージをキャッシュし直す必要が あります。なぜなら、フォルダ A にキャッシュされているメッセージに付随す る IMAP の情報は、フォルダ A 内でのみ有効だからです。

出先でフォルダ A のメッセージをフォルダ B へ整理したとしましょう。仮に、 そのメッセージをフォルダ B で読むためには、ネットワークに接続してその処 理を IMAP サーバに反映し、IMAP サーバから取り直さないといけないとすると 不便です。欲を言えば、出先でフォルダ B へ整理したメッセージは、IMAP サー バから取り直さなくとも、フォルダ B へ移動すれば読めるようになっていて欲 しいと思います。

Mew では、メッセージ処理を後から IMAP サーバへ反映することと、IMAP サー バからメッセージを再取得しなくても移動先のフォルダでメッセージを読めるこ との両方を実現しています。ネットワークに接続していない状況で、マークを処 理するには、‘lx’ を使用して下さい。‘lx’ を実行すると、以下の処 理がなされます。

  1. o’ マークや ‘D’ マークのついたメッセージがフォルダ A からなく なる。
  2. この処理はメッセージ形式で、%queue に溜る。
  3. o’ マークのついたメッセージは、ローカルでフォルダ B へ移動され、無 効なメッセージとして扱われる。

無効なメッセージとは、読むことはできるが、‘o’ マークや ‘D’ マー クをつけられないものをいいます。無効なメッセージには、‘#’ マークが 付いています。‘g’ を使って、フォルダ B へ行くと、無効なメッセージ の一覧が自動的に表示されます。

ネットワークに接続した後に、%queue に溜っている処理を IMAP サーバに反映さ せるには、%queue で ‘C-cC-c’ と入力して下さい。

IMAP サーバに処理を反映した後に、フォルダ B で ‘s’ を押すと、無効な メッセージが削除され、有効なメッセージがキャッシュされます。


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