| [ < ] | [ > ] | [ << ] | [ Up ] | [ >> ] | [Top] | [Contents] | [Index] | [ ? ] |
さて、ここでマルチパートの作り方を披露しましょう。
たとえば、+draft/1 でメッセージを書いているときに、‘C-cC-a’ と入力 すると、草稿の一番下に
----------------------------- attachments -----------------------------
Multipart/Mixed 1/
1 Text/Plain(guess) CoverPage*
2 .
--------0-1-2-3-4-5-6-7-8-9--------------------------------------------
|
という行が挿入されます。"1/" はマルチパートを構築するための一時的なディ レクトリで、実体は "~/Mail/attach/1" です。パート 1 の CoverPage は本 文を意味します。ここで Draft モードは次のようになっているでしょう。
To: mew-dist
Subject: ここがヘッダ
From: Kazu Yamamoto <kazu@example.org>
X-Mailer: Mew version 6.2 on Emacs 22.1
----
本文だよ。
----------------------------- attachments -----------------------------
Multipart/Mixed 1/
1 Text/Plain(guess) CoverPage*
2 .
--------0-1-2-3-4-5-6-7-8-9--------------------------------------------
|
3 つの領域を以下のように呼ぶことにします。
Draft モードでは、リージョンによってキー割当が違います。
たとえば、‘TAB’ は以下のようになります。
さまざまな補完。
TAB の挿入。
なにもしない。
‘c’ だと以下のようになります。
c を挿入。
c を挿入。
ファイルのコピー。
以下、添付領域でのキー割当です。
現在のディレクトリの前のファイルへ移動。
現在のディレクトリの後のファイルへ移動。
1 番目のサブディレクトリに移動。
親ディレクトリに移動。
ファイルのコピー。"." 上で有効。ネットワーク経由でも可。リモートのファイ ルをコピーする場合は、"/[user@]hostname:/filepath" の形式でファイルを指 定。
ファイルへシンボッリクリンクを張る。"." 上で有効。添付ファイルを ‘f’ を使って読み込んで編集する場合は、実体を編集してしまわないよう に、‘l’ ではなく ‘c’ でコピーすべき。
ファイルとディレクトリの消去。
サブディレクトリ(つまりマルチパート)の作成。"." 上で有効。
ファイルをバッファに読み込む。
新規ファイルをバッファに読み込む。"." 上で有効。
Message モードに表示されているメッセージにリンクを張る。"." 上で有効。
external-body の入力。"." 上で有効。
音をサンプリングしオーディオファイルとして挿入。"." 上で有効。
入力されたユーザの PGP 公開鍵を取り出す。"." 上で有効。
ちょっとした説明(Content-Description:)の入力。
データ型(Content-Type:)の変更。
データ型に関し、テキストとバイナリを反転させる。
Text/* 型の入力 coding-system を指定する。
Text/* 型の出力 coding-system を指定する。
受信側でこのパートを保存する際のファイル名(Content-Disposition:)の変更。 ファイル名の入力の際に、単に ‘RET’ を押すと値が消える。そして、送信 側のファイル名が ‘*’ と共に表示される。
添付領域では、ファイルの拡張子によってデータを取り扱います。現在サポート している拡張子は以下の通りです。
.txt Text/Plain
.html Text/Html
.xml Text/Xml
.rtf Text/Enriched
.css Text/Css
.sgml Text/Sgml
[0-9]+ Message/Rfc822
.ps Application/Postscript
.pdf Application/Pdf
.doc Application/Msword
.xls Application/Vnd.Ms-Execl
.ppt Application/Vnd.Ms-Powerpoint
.vsd Application/Vnd.Visio
.dat Application/Ms-Tnef
.tar|.tar.|.gz|.Z|.taz|.tgz|.bz2?|.lzh|.zip|.bin|.pgp|.gpg|.exe|.dll
Application/Octet-Stream
.gif Image/Gif
.tiff Image/Tiff
.jpe?g Image/Jpeg
.png Image/Png
.xwd Image/X-Xwd
.xbm Image/X-Xbm
.xpm Image/X-Xpm
.bmp Image/X-Bmp
.pcx Image/X-Pcx
.tga Image/X-Tga
.au Audio/Basic
.wav Audio/X-Wav
.aif?f Auido/X-Aiff
.midi? Auido/X-Midi
.mpga|.mp[23] Audio/X-Mpeg
.mpe?g Video/Mpeg
.mov Video/Quicktime
.avi Video/X-Msvideo
|
コピーするときのファイル名は、適切なデータ型を推測できるよう拡張子に気 を付ければなんでもよいです。もし、該当する拡張子がない場合、 ‘mew-content-type’ で指定されるデータ型が選ばれます。初期値は、 Text/Plain(テキスト)です。
‘c’ でファイルをコピーすると、たとえば次のようになります。
----------------------------- attachments -----------------------------
Multipart/Mixed 1/
1 Text/Plain(guess) CoverPage*
B 2 Image/Gif MagicPoint のロゴ mgp.gif
Q 3 Application/Postscript 資料 ohp.ps
4 .
--------0-1-2-3-4-5-6-7-8-9--------------------------------------------
|
各行は、
から構成されています。
データ型(Content-Type:)は ‘T’ によって変えられます。データ型がテキ スト(Text/Plain)かバイナリ(Application/Octet-Stream)の場合は、‘t’ によって一方を他方へ反転できます。
マーク(Content-Transfer-Encoding:)を変更する方法は、See section マークを使った電子署名/暗号メールの作成 を参照して下さい。説明(Content-Description:)は ‘D’ で入力できます。 この説明のカラムは、See section マークを使った電子署名/暗号メールの作成 で説明する暗号化の際に上書きされ ます。
第 5 カラムに表示されるのは、実際にはコピーしたファイル名か Content-Disposition:、つまり、受信者がそのパートを保存する際のファイル 名です。Content-Disposition: の値があれば、それが表示されます。なけれ ば、コピーしたファイル名に ‘*’ を付加して表示します。ファイルをコ ピーした際の Content-Disposition: の値は、コピーしたファイル名が指定さ れています。ただし、Message/* と Multipart/* には Content-Disposition: は設定されません。Message/* の Content-Disposition: を指定するには、 ‘P’ を利用して下さい。
ファイルはシングルパートに、ディレクトリはマルチパートに対応します。で すから、ファイル構造を作っていく感覚で複雑なマルチパートを作成できます。 簡単でしょ?
ディレクトリに対するデータ型の初期値は、一般的なマルチパート (Multipart/Mixed)です。これも ‘T’ によって変更できます。
お好みのマルチパートが作成できたら、前節で述べたように ‘C-cC-m’ か ‘C-cC-c’ を利用してメッセージを送信して下さい。
パートの実体が外部にある external-body を作成するコマンド ‘e’ につい て説明しましょう。access-type に ftp か anon-ftp を入力するときは、 ange-ftp のおかげでリモートのファイル名が補完できます。access-type が local-file の場合は、もちろんファイル名を補完できます。
もし、マルチパートの作成途中でやっぱりシングルパートに戻したくなったら、 一番上のマルチパート部分で ‘d’ を押して下さい。
| [ < ] | [ > ] | [ << ] | [ Up ] | [ >> ] |
This document was generated by U-X61T\saito on October, 15 2008 using texi2html 1.78.