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3.7 アドレスの補完(2)

アドレスの補完(2)では、学習されたアドレスに関しては、アドレス全体が補完 の対象になります。アドレス帳の展開規則は、短縮名が補完の対象になり、一 意に定まれば展開されます。アドレス帳の個人情報では、短縮名が補完の対象 になり、一意に定まれば、登録されている先頭のアドレスに展開されます。

Draft モードのヘッダ内で、かつ、アドレスを書くべきフィールド上で、しか も、1 文字以上の文字列が前にある場所で ‘TAB’ を打つと、短縮名ある いは学習されたアドレスが補完されます。

kazu@example.org を学習しているとしましょう。

 
To: ka‘TAB

曖昧でないところまで入力し、‘TAB’ を押せば、アドレスが補完されます。

 
To: kazu@example.org

さらに kazunori@example.jp を学習したとしましょう。kazu@example.org へ補 完するには kazu@ まで、kazunori@example.jp へ補完するには kazun まで 入力する必要があります。

展開規則と個人情報は、‘TAB’ により、まず短縮名が補完されます。短縮 名が一意に定まれば、‘TAB’ で展開できます。

たとえば、以下のように「展開規則」を設定したとします。

 
pooh:           winnie-the-pooh@example.net

短縮名 "pooh" を補完してみましょう。

 
To: po‘TAB

このように ‘TAB’ を押すと、(他に候補が無ければ) "pooh" まで補完され ます。

 
To: pooh‘TAB

もう一度 ‘TAB’ を押すと "winnie-the-pooh@example.net" に展開され ます。

 
To: winnie-the-pooh@example.net

問題は、短縮名が一意に定まらない場合の展開です。以下の展開規則を考えて 下さい。

 
pooh:           winnie-the-pooh@example.net
pooh-pooh:      pooh-pooh@example.org

"pooh-" まで入力すれば、"pooh-pooh" まで補完できることは明らかです。し かし、"pooh" までだと、"pooh" を「展開」するのか、"pooh-pooh" まで補完 するのか分りません。"pooh" を "winnie-the-pooh@example.net" に強制的に 展開するには、‘M-C-e’ を利用します。(‘TAB’ で強制展開する方法 はありません。)

 
To: pooh‘M-C-e

この例は、以下のように強制展開されます。

 
To: winnie-the-pooh@example.net

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