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アドレスの補完(2)では、学習されたアドレスに関しては、アドレス全体が補完 の対象になります。アドレス帳の展開規則は、短縮名が補完の対象になり、一 意に定まれば展開されます。アドレス帳の個人情報では、短縮名が補完の対象 になり、一意に定まれば、登録されている先頭のアドレスに展開されます。
Draft モードのヘッダ内で、かつ、アドレスを書くべきフィールド上で、しか も、1 文字以上の文字列が前にある場所で ‘TAB’ を打つと、短縮名ある いは学習されたアドレスが補完されます。
kazu@example.org を学習しているとしましょう。
To: ka‘TAB’ |
曖昧でないところまで入力し、‘TAB’ を押せば、アドレスが補完されます。
To: kazu@example.org |
さらに kazunori@example.jp を学習したとしましょう。kazu@example.org へ補 完するには kazu@ まで、kazunori@example.jp へ補完するには kazun まで 入力する必要があります。
展開規則と個人情報は、‘TAB’ により、まず短縮名が補完されます。短縮 名が一意に定まれば、‘TAB’ で展開できます。
たとえば、以下のように「展開規則」を設定したとします。
pooh: winnie-the-pooh@example.net |
短縮名 "pooh" を補完してみましょう。
To: po‘TAB’ |
このように ‘TAB’ を押すと、(他に候補が無ければ) "pooh" まで補完され ます。
To: pooh‘TAB’ |
もう一度 ‘TAB’ を押すと "winnie-the-pooh@example.net" に展開され ます。
To: winnie-the-pooh@example.net |
問題は、短縮名が一意に定まらない場合の展開です。以下の展開規則を考えて 下さい。
pooh: winnie-the-pooh@example.net pooh-pooh: pooh-pooh@example.org |
"pooh-" まで入力すれば、"pooh-pooh" まで補完できることは明らかです。し かし、"pooh" までだと、"pooh" を「展開」するのか、"pooh-pooh" まで補完 するのか分りません。"pooh" を "winnie-the-pooh@example.net" に強制的に 展開するには、‘M-C-e’ を利用します。(‘TAB’ で強制展開する方法 はありません。)
To: pooh‘M-C-e’ |
この例は、以下のように強制展開されます。
To: winnie-the-pooh@example.net |
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