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2.5 メッセージの取得

メールボックスへ到着したメッセージを +inbox へコピーし一覧表示するには、 ‘i’ を使います。コピー元のメールボックスは ‘mew-mailbox-type’ によって決ります。(‘M-x mew’ を実行した際に、‘mew-proto’ が ‘+’ の場合も、‘mew-mailbox-type’ に従ってメッセージがコピーさ れます。) 以下に取りうる値を示します。

'mbox

ローカルのメールボックス。デフォルトでは "incm" という外部コマンドを使い、 メッセージを取得する。設定方法は、See section 初期設定 を参照のこと。

'pop

POP サーバ。POP を POP らしく使う方法。(初期値)

'imap

IMAP サーバ。IMAP らしくない利用方法なので、推奨されていない。

ローカル・フォルダでメッセージの一覧を再表示するには、‘s’ を使いま す。

リモート・フォルダでメッセージを取得、あるいは再取得する場合にも ‘s’ を使います。IMAP やニュースでは、‘i’ は利用せず、‘s’ を使うのが一般的です。

s’ を使うと範囲を訊いてきます。Mew で重要な範囲の意味を以下に示し ます。

update

「Summary モードの最後のメッセージの次」から「フォルダ内の最後のメッセー ジ」まで。つまり、Summary モードと実際のフォルダ内のメッセージの差分。

all

フォルダ内のメッセージすべて。ローカル・フォルダでは、Summary モードの表 示がおかしくなったときに、内容を一新するために用いる。リモート・フォルダ では、すべてのメッセージの再取得。

sync

あるリモート・フォルダに対し、サーバ側では消えたメッセージのキャッシュを 削除する。リモート・フォルダに対してのみ有効。

+draft、+queue、+postq では、デフォルトの範囲は ‘all’ となっていま す。それ以外のフォルダでは、デフォルトの範囲が ‘update’ となってい ます。ですから、+draft、+queue、+postq 以外では、‘s’ の後に ‘RET’ を押すだけで、現在のフォルダに対し最新の一覧を得られることに なります。

Mew ではあまり重要ではありませんが、以下の範囲も指定できます。

<num1>-<num2>

<num1> から <num2> まで。ローカル・フォルダに対してのみ有効。

<num1>-

<num1> から最後まで。ローカル・フォルダに対してのみ有効。

-<num2>

最初から <num2> まで。ローカル・フォルダに対してのみ有効。

last:<num>

最後の <num> 個。

リモート・フォルダで ‘s’ を ‘C-u’ 付きで呼び出すと、「ヘッダの みのコピー」と「ヘッダと本文の両方のコピー」を反転できます。これらの動作 は、POP、IMAP、NNTP に対し、それぞれ ‘mew-pop-header-only’、 ‘mew-imap-header-only’、‘mew-nntp-header-only’ で定義でき、初 期値はすべて ‘nil’ です。つまり、初期値は「ヘッダと本文の両方のコ ピー」になっています。

サイズが大きなメッセージは、全体ではなく一部が取得されているかもしれませ ん。このようなメッセージには、‘T’ マークがついています。このメッセー ジの全体を取得するには、そのメッセージ上で ‘I’ と入力します。

たとえば、$inbox に ‘T’ マークのついたメッセージがあるとしましょう。 このメッセージの上で ‘I’ を押すと、メッセージの全体が取得できます。

メッセージの取得に関するコマンドを以下にまとめます。

i

ローカル・フォルダでは、+inbox フォルダに移動し、到着したメッセージを取 得して一覧を表示する。‘mew-auto-flush-queue’ が ‘t’ なら、 +queue にあるメッセージを送信する。詳しくは、See section メッセージの送信 を参照のこと。 リモート・フォルダでは、そのデフォルトのフォルダに移動し、‘s’ + ‘update’ を実行する。

C-ui

mew-auto-flush-queue’ の値を逆だと思って、‘i’ を実行する。

I

T’ マークの付いている一部だけが取得されたメッセージの全体を取得す る。

ローカル・フォルダで実行した場合、ケースと ‘mew-mailbox-type’ によ り取得方法が決る。‘mew-pop-delete’ または ‘mew-imap-delete’ の値が ‘t’ なら、メールボックスのメッセージを削除する。

リモート・フォルダで実行した場合、ケースと取得方法はそのフォルダから決る。 サーバ側のメッセージは常に保存される。

C-uI

mew-pop-delete’ または ‘mew-imap-delete’ を逆転させて ‘I’ を実行する。

s

フォルダの一覧を取る。

C-us

リモート・フォルダにおいて、「ヘッダのみのコピー」と「ヘッダと本文の両方 のコピー」を反転させて、一覧を取る。

lc

リモート・フォルダのメッセージをローカル・フォルダへコピーする。


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